生存証明。

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えらやっちゃ
宝塚花組の『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)~江戸川乱歩作「黒蜥蜴」より~』『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』を見てきました。

花組を見るのは「エリザベート」以来か!

『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)~江戸川乱歩作「黒蜥蜴」より~』で、幕開け10分間ストーリーがわからなかったのは私だけですか。

女賊・黒蜥蜴の経営するクラブに明智小五郎がやってくるシーンで、何で一介の探偵があんなにカッコつけながらクラブに入ってくるんだろう(しかもピンスポットつき)としばし悩んだんですが、宝塚を見るときにこういう疑問は御法度だったことを忘れていましたよ。
答えは、トップスターの登場シーンだから。それ以外の理由はない。

ストーリーの流れさえわかれば、なかなかおもしろかったです。
『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)~江戸川乱歩作「黒蜥蜴」より~』の真のテーマは、脚本・演出の木村信司の反戦思想だと思います。大上段から説教をかますような反戦思想の芝居は大嫌いですが、今回は戦争によって引き起こされた人の悲しみのみを描写したという点で、訴えたいことはわかりやすかったし、共感するところもあります。反戦思想という観点から見れば若干底が浅いような気もしましたが。

ただ、ラストは黒蜥蜴を失った明智の慟哭のナンバーで終わってもよかったのではと思います。
後味はよくないかもしれないけど、宝塚なんだからトップスターの見せ場で終わればいいのに。


『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』は幕明けのアナウンスでようやく気づいたんですが、荻田浩一のショーだったんですね。荻田浩一のショーはいつも「退廃」と「耽美」がテーマなんで、ジャズを使うとは予想外でしたが、期待に違わぬ出来で大満足です。
ただ、私はずっとエリちゃん(壮一帆)しか見ていませんでしたが。
はーエリちゃん美しいーきれいーすてきー。ずっとこんな感じで。
中盤の総踊りのときにどう見ても阿波踊りを踊っていた(しかも紫のシャツに白いスーツという衣装)けど、まあいいや。それが宝塚の男役。


2階B席最後列で見たんですが、隣に座っていた人が花組の熱烈なファンだったらしく、ショーが終わった瞬間に「よかったですねー! (出演者も)みんな上手だったし!」と話しかけられたのには参りました。
「上手」なんて評価をできるほど上手い人なんて花組にいるか?
とはいえ、「上手い人なんていなかったと思いますが」などと言えるわけがなく、「ハハハそうデスね楽しかったデスね」と適当にごまかしました。嘘はついてない。

宝塚を見に行くと、見ず知らずの人に話しかけられるというのは割とあることなんですが、その場合に必ず会話の冒頭にあるのが「今見に来ている組のファンなのか」「だれのファンなのか」という質問です。これを確認することによって、「相手の好きなスターをけなす」「相手の嫌いなスターをほめる」等の地雷行為を避けるわけですよ。
これが劇場における人づきあいのマナーだと思います。

もっと言うなら、休憩時間にニンテンドーDSを取り出して「逆転裁判4」をやっている時点で、私が花組のファンではないことに気づいてほしかったよママン……

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